秋華賞と牝馬三冠について 3歳限定のレース

3歳限定のレース秋華賞

イギリス競馬発祥の三冠という考え方

競馬における三冠という考え方は、競馬発祥の地であるイギリスからやって来たものです。イギリス競馬においては、3歳時に発走するクラシック競走に対してそれぞれの権威が存在しており、これらの三つの競走を全て勝利することで三冠という称号を得ることが出来ます。
ただし、この三冠という呼び方に関しては各国によってかなり異なっており一律に同じような呼び方で統一されているわけではありません。
例えば、日本では欧州圏の三つのビッグレースに対して欧州三冠などという表現で表すことがありますが、この表現は実は日本特有のもので実際の欧州ではそうした表現では呼ばれていません。あくまでもクラシックとして表現されるレースだけが冠をつけることを許されているということに注意が必要です。

こうした地域ごとの三冠の表現方法の違いに関しては日本にも存在し、競馬の発祥地のイギリスに習って牡馬三冠と牝馬三冠の二つが用意されています。
しかし、後者の牝馬三冠という表現は実は競馬主催のJRAが考えたものではなく、競馬の情報を提供している日本の競馬マスコミが勝手に考えた造語です。
イギリス競馬の三大クラシック競走のようなレースが日本の牝馬戦線には存在せず、代わりに秋競馬に存在している秋華賞を牝馬のクラシックの最後のレースとして捉えて、秋華賞を含めて便宜上で牝馬三冠と表現しているに過ぎません。
これは公式にもきちんと見解が出ており、日本国内でいわゆる三冠レースとして認識されているのは皐月賞、東京優駿、そして菊花賞の三レースのみとなっています。

そして、牝馬クラシックに関しては公式でも桜花賞と優駿牝馬の二つしか認められていませんので、日本競馬の公式的な表現として牝馬三冠という言葉は存在せず、秋華賞はクラシック競走ではないことが明らかなのです。
実際に、現在牝馬三冠の一つとして一般的に定義されている秋華賞は、牡馬三冠レースのような歴史のあるレースではなく1996年に新設された比較的新しい競走として位置づけられています。

それまでの牝馬三冠レースは、桜花賞、優駿牝馬、そしてエリザベス女王杯の三レースで、過去にこの三つのレースを制したことによって牝馬三冠馬と呼ばれた牝馬が歴史的な事実として存在します。
日本のクラシック競走は確かにイギリスの三大クラシック競走を模倣して番組に組み込まれているのですが、その歴史的な権威として公式に認められているクラシック競走はあくまでも牡馬三冠、そして牝馬としては桜花賞と優駿牝馬の計5つだということを理解しておきましょう。

同年代で最強の馬が決まる秋華賞。
倍率の高い馬を手堅く狙うのもありですが、せっかくなら穴馬を当てて一攫千金を狙いたいですね。
そんな時は秋華賞の予想サイトを使ってみるのも手です。
一人で予想するよりも、高確率で大金を稼げるでしょう。